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2011年9月17日土曜日

セリエA第3節、インテル対ローマ マッチプレビュー

インテル、ローマとも結果が出ていないことに対しての厳しい状況のチーム同士の対決となる。

インテル監督、解任報道を意に介さず「後は上がるだけ」





















●インテル

ガスペリーニ監督はローマ戦に向けて下記の選手22名を招集した。


GK:1 ジュリオ・セザル、12 ルーカ・カステッラッツィ、21 パオロ・オルランドーニ
DF:4 ハビエル・サネッティ、6 ルシオ、23 アンドレア・ラノッキア、25 ワルテル・サムエル、37 ダヴィデ・ファラオーニ、42 ジョナタン、44 マッテオ・ビアンケッティ、55 長友佑都
MF:10 ヴェスレイ・スナイデル、11 リカルド・アルバレス、19 エステバン・カンビアッソ、20 ジョエル・オビ、29 フィリッペ・コウチーニョ、77 サリー・ムンタリ
FW:7 ジャンパオロ・パッツィーニ、9 ディエゴ・フォルラン、22 ディエゴ・ミリート、28 マウロ・サラテ、30 ルク・カスタイニョス


開幕のパレルモ戦では4-3の負け、ミッドウィークのチャンピオンズリーグでは格下トランゾスポル相手に0-1の負けを喫したインテル。その批判の矢面に立っているのは選手たちではなくガスペリーニ監督だ。

ガスペリーニ監督は組織力を活かした攻撃的な3-4-3システムを用いる戦術でFCクロトーネやジェノアでチームを昇格に導くなど確かな実績を持った監督だ。また燻っている選手の再生に長けており、ジェノアの監督時代にマルコ・ボリエッロジュゼッペ・スクッリティアゴ・モッタらを覚醒させた手腕を持つ。

しかしその3-4-3システムがチームにあっていないと批判にあい、すでに解任の噂が漂っている。
16日付のガゼッタ・デロ・スポルト紙によると元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏(38)が浮上していると報じられ、さらには前チェルシー監督のアンチェロッティ氏や元ローマ監督のラニエリ氏等の噂もあがっている。

以下ガスペリーニ監督のインタビュー
[FOTO 2011年9月16日(金曜日)18時35分03秒]














「自分がぎりぎりの状態だとは感じていない。仕事することだけを考えているよ。我々は2試合(パレルモ戦、トラブゾンスポル戦)を落としたが、2試合とも不運だったと思う。パレルモ戦はかなりミスをしたが、トラブゾンスポル戦はかなりそれが減った。今は継続性が必要だ」

「クラブは私をまだ信頼してくれていると思う。ただ、大事なのが結果だということは、私も知っているよ。解任? それを私に言うことができるのはモラッティ会長だけだ。私に対して彼は常に正しい姿勢だった」

「ローマを見ていると、苦難の時期を送っているけど筋の通った計画性を持つクラブだという印象を受けます。時間が過ぎるとともに、とてもいい結果を出すことだと思いますね。ローマはボールポゼッションに優れているし、組織的なプレーをします。インテルもきっちりと組織的なプレーをするようにしないといけません」


●ローマ

一方のローマも厳しい状況だ。ヨーロッパリーグプレイオフでも敗退。開幕も負けを喫している。ローマの監督や選手、戦術については以前特集記事で書いたのでそちらをご参照あれ。

インテル戦に向けての召集メンバーは以下の通り

1 Lobont 5 Heinze 7 Pizarro 9 Osvaldo 10 Totti 11 Taddei 14 Bojan 
15 Pjanic 16 De Rossi 18 Curci 19 Gago 20 Perrotta 22 Borriello 
24 Stekelenburg 29 Burdisso 31 Borini 44 Kjaer 77 Cassetti 87 Rosi

エンリケ監督のインタビュー

Luis Enrique - Roma (Getty Images)

「クラブからの信頼があることが重要だ。私はその信頼があると感じている。クラブとは誠実な関係にあるよ。私が適した人物じゃないと判断したのなら、それを私に言うだけで良い。ベンチにしがみついたりはしないよ。私はこの経験に満足しているし、少なくとも2年間の契約は全うしたいと思っている。ただ、結果次第だということも分かっているがね」

L・エンリケ監督との確執も騒がれたFWフランチェスコ・トッティは先日、チームをディナーに招いて鼓舞している。L・エンリケ監督は同選手について、「彼が先発するかどうかは言わない。選手へのリスペクトから、まず彼らに伝えることにしているんだ。どんなチョイスをしても、誰かしらは文句があるだろう」と話している。

一方で、ローマ同様に不振に苦しんでいるインテルについて、L・エンリケ監督は「彼らには素晴らしい選手たちがいる。我々が成長したかどうかを見る大きな機会だ」と語った。




おまけ

インテルの今年の夏の補強収支

in(オプションなしで合計4410万)長友450万(+プリマ権利) アルバレス1180万(オプション100万)
カスタイノス400万 ジョナタン500万
ビビアーノ410万(権利の半分) クツカ(ビビアーノの権利半分+350万)
フォルラン500万 ポーリ100万(買取オプ600万)
タッシ250万(権利の半分) サラテ270万(買取オプ1550万)


out(合計3400万)
マテ(引退) スアソ(フリー) マリガ100万(レンタル)
エトー2700万 ビビアーノ(半分譲渡) リバス(契約解除)
サントン600万(ボーナスオプ) 

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