李忠成 イングランド2部サウサンプトンと移籍基本合意
広島の日本代表FW李忠成(26)がイングランド2部サウサンプトンに移籍することが
30日、分かった。浦和などからも獲得オファーを受けていたが、14年W杯ブラジル大会を
見据えて、欧州でのプレーを決断。サウサンプトンは今季リーグ戦で首位を走っており、
来季のプレミアリーグ昇格を見据えて、決定力のある李の獲得に動いた。
関係者によると、李サイドはイングランド2部サウサンプトンと水面下で移籍交渉を進めて
きたが、30日までに条件面で基本合意に達した。英国での就労ビザ取得条件となる
「最近2年間の国際Aマッチ出場率75%」は満たしていないが、今年は1年間を通して
日本代表の主力FWとして活躍したため、特例で認可される見通しだ。来年1月初旬に
現地入りして同国内務省との面接を行い、メディカルチェックを受けて正式契約を結ぶ
運びとなる。
李のもとにはサウサンプトンの他にも、欧州主要リーグ以外の複数クラブや浦和から
獲得オファーが届いていた。前広島監督で来季浦和で指揮を執る恩師ペトロヴィッチ氏
からは熱烈なラブコールを受けたが、14年W杯ブラジル大会を見据えて、よりレベルの
高い環境でのプレーを希望。サウサンプトンはイングランド2部で首位を走っており、
来季プレミアリーグに昇格する可能性が高いことが、決断の決め手となった。
李は在日韓国人4世として生まれ、07年に日本国籍を取得。1月のアジア杯決勝
オーストラリア戦で鮮やかな決勝ボレーを決めて一躍、世界からの注目を集め「海外で
プレーしたい気持ちは強い」と欧州移籍への思いを膨らませていた。昨季序盤は広島でも
先発落ちが続いたが、限られたチャンスでゴールを重ねることで自らの地位を確立。
逆境に負けない強いハートとともに、新たなステージに挑戦する。
スポーツニッポン[ 2011年12月31日 06:00 ]
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2011/12/31/kiji/K20111231002341420.html
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