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2012年1月24日火曜日

ラツィオ 強化部長が初めて言及「本田欲しい」クラブ間交渉は24日にも再開

イタリアの名門ラツィオの幹部が、獲得に乗り出しているCSKAモスクワのMF本田圭佑(25)について初めて言及した。イリエ・ターレ強化部長(38)が22日、地元テレビ局のインタビューに応じ「目標達成に重要な戦力を獲得したい。

ターゲットは攻撃的MFで、複数のポジションをこなせる選手」とし「本田はその資質を全て兼ね備えている」と獲得に強い意欲を示した。

同強化部長はカルヴェーリ事務局長とともに18日にモスクワ入り。CSKA側と直接交渉を行った。

半年後の完全移籍のオプションが付いた期限付き(レンタル)移籍で、レンタル料と移籍金の総額が1200万ユーロ(約12億円)というラツィオ側のオファーに対し、CSKAモスクワ側は1600万ユーロ(約16億円)を要求。

交渉はまとまらなかったが、地元紙によると移籍金を上乗せして再オファーする構えで、本田獲得を諦める様子はみじんもないという。

CSKAモスクワのジーネル会長も22日、ラツィオとの交渉について言及。「ラツィオとは交渉中。移籍が実現するかは分からないが、現時点で合意には至ってない」と話し、金額次第では放出する構えを暗に示した。

クラブ間交渉は24日にも再開されるもよう。本田自身も既にラツィオ移籍に前向きな姿勢を示していることから、交渉次第では近日中にも「ラツィオ本田」が誕生する可能性がある。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/01/24/kiji/K20120124002493100.html

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