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2012年1月15日日曜日

マドリーが逆転でマジョルカ撃破、クラシコに向け弾み




1/14 20:00K.O.(日本時間28:00)
マジョルカ1 - 2レアル・マドリード
ヘメド 39'1 - 0
1 - 172' イグアイン
1 - 285' カジェホン
マジョルカ
アワト;パウ・センドロス、チコ、ラミス、P・カセレス、ペレラ、ティッソーネ(87分アルファロ)、ジョアン・ヴィクトル、カストロ、ビクトル(83分マルティ)、ヘメド(73分オグンジミ

レアル・マドリード
カシージャス;アルベロア(58分カカ)、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ(58分ファビオ・コエントロン)、L・ディアッラ(46分イグアイン)、シャビ・アロンソ、カジェホン、エジル、C・ロナウド、ベンゼマ

14日のリーガエスパニョーラ第19節、レアル・マドリーは敵地イベロスタール・エスタディでのマジョルカ戦を2-1で制した。首位マドリーは翌日にベティス戦を控える2位バルセロナに、暫定ながら勝ち点8差をつけた。マドリーとバルセロナは18日にコパ・デル・レイ準々決勝ファーストレグで激突する。
開始からボールを保持したマドリーだったが、マジョルカが仕掛ける厳しいプレッシングを前に攻め手を欠き、逆にカウンターからGKカシージャスが守るゴールを脅かされる。そして決定機を迎えられないまま迎えた38分、コーナーキックの流れからヘメドにヘディングシュートを決められ、マジョルカに先制を許した。

失点を喫したマドリーはシャビ・アロンソが位置する中盤を封じられ続け、展開力に乏しいパフォーマンスは変わらない。44分には、右サイド深い位置のX・アロンソのコーナーキックからセルヒオ・ラモスがヘディングシュートを放ったが、これは右ポストに直撃してゴールとはならず。ビハインドを背負ったまま試合を折り返す。


モウリーニョ監督はハーフタイムにラッサナ・ディアラをイグアインに代えるが、チームの低調ぶりは変わらない。58分には明らかにビク トールにゴールを決められたが、オフサイドとして取り消され、九死に一生を得た。見かねたモウリーニョ監督は59分にアルベロア、マルセロをカカー、コエントランに代え、クラシコでの採用も噂される3バックにシフトした。

決死の攻勢を仕掛けたマドリーは、71分に同点弾を決める。エジルのスルーパスから、イグアインがエリア内に侵入してネットを揺らした。同点弾の直後にクリスティアーノ・ロナウドがクロスバー直撃のミドルシュートを放つなど、マドリーの勢いは衰えない。75分にはS・ラモスがヘディングシュートを決めたが、これはオフサイドの判定でノーゴールだった

そしてマドリーが逆転となるゴールを決めたのは84分のこと。イグアイン、ベンゼマとエリア内に飛び込んだ選手のシュートがGKアワテに弾かれ、そのこぼれ球をエリア手前で拾ったカジェホンが強烈なシュートで突き刺した。マドリーはその後のマジョルカの反撃を退け、イベルスタール・エスタディの攻略に成功。クラシコに向けて弾みをつけた。

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