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2012年2月2日木曜日

コパ・デル・レイ準決勝第1戦、バレンシア 1 - 1 バルセロナ

バレンシア対バルサは両チーム譲らずドロー



2/1 21:00K.O.(日本時間翌5:00)
バレンシア1 - 1バルセロナ
ジョナス 27'1 - 0
1 - 135' プジョル
バレンシア
ジエゴ;ミゲル、ラミ、ビクトル・ルイス、ジョルディ・アルバ、アルベルダ(65分ティノ・コスタ)、バネガ、ピアッティ(58分フェグリ)、ジョナス(74分アドゥリス)、マチュー、ソルダド

バルセロナ
ピント;プジョル、ピケ、マスケラーノ、アビダル、セスク、ブスケッツ、ティアゴ・アルカンタラ(78分J・ドス・サントス)、クエンカ(86分テージョ)、メッシ、A・サンチェス(62分ダニエウ・アウヴェス)


1日のコパ・デル・レイ準決勝ファーストレグ、メスタージャでのバレンシア対バルセロナは1-1のドローで終了した。

リーガの年間シート購入者が入場できることもあり、5万人で満杯となったメスタージャでの一戦。戦前の予想通り、バルセロナがボールを保持し、バレンシアがカウンターで応戦する展開で試合は進む。先制点を記録したのはバレンシア。27分、ジョルディ・アルバのスルーパスからマテューが左サイドに抜け出し、折り返されたボールをジョナスが押し込んだ。

一方、負傷者続出でシャビ、ダニエウ・アウベスをベンチに温存したバルセロナは、バレンシアの組織的なプレッシングを前に苦戦する。しかし35分に左コーナーキックを得ると、プジョールがアウェーゴール獲得に成功。ファーサイドに位置したバルセロナのキャプテンは、ビクトール・ルイスのマークを振り切ってヘディングシュートを突き刺した。

後半に入ると、試合は一層激しさを増し、一進一退の攻防が繰り広げられる。56分にはエリア内でチアゴがミゲルに倒され、ゴンサレス・ゴンサレス主審がバルセロナのPKを指示。しかし、キッカーを務めたメッシのシュートはGKジエゴ・アウベスの横っ飛びに阻まれ、バルセロナは逆転の機会を逸する。


九死に一生を得たエメリ監督は、フェグリ、アドゥリス、ティノ・コスタを次々に投入。対するバルセロナのグアルディオラ監督はD・アウベス、ジョナタン・ドス・サントス、テジョと、こちらも攻撃的な選手をピッチに立たせた。両チームともに勝利を狙ったパフォーマンスを最後まで見せたが、結局スコアは動かぬまま終了のホイッスルが吹かれた。

なおこの試合の18分、ソルダードがバルセロナの最終ラインを抜け出した際に、飛び出したGKピントがエリア外で手を使った疑いがあったが、ゴンサレス主審はハンドを取らなかった。審判の誤審問題が大きく騒がれているスペインにあって、この場面も物議を醸すことになりそうだ。

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