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2012年2月9日木曜日

コッパ・イタリア準決勝第1戦、ミラン 1 - 2 ユヴェントス

ユーヴェ、カセレス2発でミランに先勝 決勝進出に王手



2/8 20:45K.O.(日本時間28:45)
ミラン1 - 2ユヴェントス
0 - 153' M・カセレス
エル・シャーラウィ 62'1 - 1
1 - 283' M・カセレス
ミラン
アメリア;ボネーラ、メクセス、チアゴ・シウヴァ、アントニーニ、エマヌエルソン(61分ロビーニョ)、ファン・ボメル(85分マクシ・ロペス)、アンブロジーニ、セードルフ、エル・シャーラウィ、イブラヒモヴィッチ

ユヴェントス
ストラーリ;バルツァッリ、ボヌッチ、キエッリーニ、M・カセレス、パドイン(69分マッローネ)、ピルロ、ジャッケリーニ、エスティガリビア、デル・ピエロ(67分クアッリャレッラ)、ボッリエッロ(67分ヴチニッチ)

8日に行われたコッパ・イタリア準決勝ファーストレグ、ミラン対ユヴェントスの一戦は、2-1でアウェーのユヴェントスが勝利を収めた。

ミランはリーグ戦で3試合の出場停止処分を科されたイブラヒモビッチのパートナーに、若手のエル・シャーラウィを選択。ユヴェントスはコンテ監督の宣言どおり、ボリエッロとパドイン、カセレスという1月の新戦力3人を先発で起用。デル・ピエーロもスタメンに名を連ねた。

ミランは16分にエル・シャーラウィが抜け出すが、シュートは枠をとらえず。ユーヴェも32分にエスティガリビアが2度のシュートでミランゴールを襲うが、これもネットを揺らすには至らない。34分にはジャッケリーニのシュートが相手選手に当たってゴールに向かったが、GKアメーリアに阻まれた。

やや優勢に試合を進めながら、スコアレスのまま前半を終えたユヴェントスは、後半も主導権を握る。ミランは最前線のイブラヒモビッチになかなかボールが収まらず、ユヴェントスが敵陣でボールを持つ時間が増えた。

すると53分、ついにユヴェントスが試合を動かす。スルーパスに反応したパドインがチアゴ・シウバとの接触で倒れると、こぼれたボールを拾ったボリエッロがシュート。これはアメーリアに止められたが、カセレスがこぼれ球を無人のゴールに流し込んだ。1月の新戦力3人が絡み、ユヴェントスが先制点をもぎ取る。


ホームで負けられないミランも反撃。直後にイブラヒモビッチのFKでユーヴェゴールを脅かすと、ロビーニョを投入した直後の62分、試合を振り出しに戻す。イブラヒモビッチのスルーパスで左サイドの裏を取ったアントニーニがクロスを入れると、アンブロジーニがヘディングで折り返し、エル・シャーラウィがフリーで合わせた。

再び突き放したいユヴェントスは、67分に前線を変更。デル・ピエーロとボリエッロを下げて、クアリアレッラとヴチニッチを投入する。直後、イブラヒモビッチにネットを揺らされたものの、ハンドがあったとして得点は認められず、ユーヴェは事なきを得る。

70分にパドインを下げ、若手のマッローネを投入したユヴェントスは、ミランのミスを生かしてチャンスをつくる。すると83分、高い位置でのボール奪取から勝ち越しに成功。クロスボールのクリアがフリーのカセレスに渡り、カセレスがペナルティーアークから落ち着いてシュートを沈めた。

M・ロペスを投入したミランの反撃を抑え、ユーヴェはそのまま逃げ切り。アウェーで先勝し、3月20日に予定されているセカンドレグに向けてアドバンテージを手にした。

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