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 シリア | 2 - 1 |  日本 |
| OG 18' | 1 - 0 | |
| 1 - 1 | 45' 永井謙佑 | |
| アルサリフ 90' | 2 - 1 | |
日本： 権田修一；比嘉祐介、鈴木大輔、濱田水輝、酒井宏樹、山村和也、山口螢、山田直輝、東慶悟、山崎亮平（18分大迫勇也）、永井謙佑 | ||
ロンドン五輪出場を目指すＵ－２３日本代表は５日、アジア最終予選のＵ－２３シリア代表戦に臨み、１－２で敗れた。この結果、日本はシリアに勝ち点で並ばれ、総得点差で２位に後退した。
日本はシリアの勢いにリズムをつかめない。５分には自陣ペナルティーエリア内に入れられたロングボールを走り込んできた相手にボールをさらわれ、エリア内で倒してしまったかに見えた。ここで笛が吹かれたが、シリア側のシミュレーションで事なきを得る。
勢いに乗れないままの日本を、アクシデントが襲う。１６分、山崎が地面に落ちた際に負傷し交代を余儀なくされる。直後にセットプレーを与えると、ＦＫに対しエリア内でスクランブル投入された大迫がクリアを試みるが、跳ね返すことはできずにゴール方向にそらしてしまう。ＧＫ権田がこれを抑えきれず、ボールはゴールラインを越えてしまい、オウンゴールとなった。
その後も日本はリズムをつかめない。苦しい時間が続いたが、前半終了間際に同点ゴールを奪う。ロングボールを大迫が受け、相手の裏へスルーパスを放つ。走り込んだ永井は、このチャンスに冷静にダイレクトでゴール左隅へとシュートを流し込んだ。
後半に入り、５１分に立て続けにエリア内に侵入される場面があったが、前線からの連動した守備でボールを奪えるようになり、日本がリズムを取り戻す。ただ、焦ってボールを動かしても人が動かず、意志統一の面でぎこちなさも見える。７１分には左ＣＫからファーサイドで鈴木がフリーで合わせるが、枠をとらえることはできなかった。
８１分には、ロングボールをうまく受けた大迫が、エリア内からうまくタイミングをずらしたシュートを放つが、これはＧＫにうまく弾き出された。
両チーム必死に戦い続けていた終了間際の８９分、勝ち越し点が生まれる。奪ったのはシリアだった。日本のクリアボールを、ＭＦが思い切ってダイレクトでシュート。この強い一撃が、揺れて落ちながらクロスバーを叩いて日本ゴールに決まった。
終了間際にも日本にセットプレーでチャンスはあったが、同点ゴールを奪えずに試合を終えている。
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