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2012年2月27日月曜日

イングランド・プレミアリーグ、アーセナル 5 - 2 トッテナム

2失点から5得点、アーセナルがダービーを制す





●ロングハイライト



2/26 13:30K.O.(日本時間22:30)
アーセナル5 - 2トッテナム
0 - 14' サア
0 - 234' アデバヨール(PK)
サニャ 40'1 - 2
ファン・ペルシー 43'2 - 2
ロシツキー 51'3 - 2
ウォルコット 65'4 - 2
ウォルコット 68'5 - 2
アーセナル
シュチェンスニィ;サニャ、コシールニー、ヴェルマーレン、ギブス(75分ジェンキンソン)、ソング、アルテタ、ロシツキー、ベナユン(88分ジェルヴィーニョ)、ウォルコット(81分チェンバレン)、ファン・ペルシー

トッテナム
フリーデル;ウォーカー、カブル、キング(82分ドーソン)、アス・エコット、クラニチャル(46分ファン・デル・ファールト)、パーカー(87分)、モドリッチ、ベイル、アデバヨール、サア(46分サンドロ
観客:60106人 
26日に行われたプレミアリーグ第26節、アーセナル対トッテナムのノースロンドンダービーは、5-2でホームのアーセナルが勝利した。

ホームでのダービーに勝利して威厳を保ちたいアーセナルだったが、立ち上がりでいきなりつまずいた。
開始4分、アデバヨールからのパスを誰にもマークされずに受けたサハがペナルティーエリアに入ってシュートすると、ヴェルメーレンに当たってコースが変わり、先制点が決まった。

その後はアーセナルがボールを持ってトッテナム陣内に入るものの、ファン・ペルシに頼った攻撃が目立ち、同点弾は生まれない。15分のファン・ペルシのシュートは枠外へ外れて、22分のミドルシュートは、カブールに当たり、枠からそれた。このプレーで手にしたCKをファン・ペルシが蹴ると、ニアのロシツキがフリーで合わせたが、GKフリーデルの好守に遭う。

すると、追加点はトッテナムが奪った。守備の緩さが目についていたアーセナルは、カウンターを受けると、2人がかりでもベイルの中央突破を阻止できない。ペナルティーエリアに入ったベイルを止めるためGKシュチェスニーが飛び出すも、ここでベイルが倒れてPKの判定。アーセナルからすると、厳しい判定のようにも見えたが、このチャンスをアデバヨールが生かして、2点差となった。
しかし、アーセナルはここから巻き返す。40分、ファン・ペルシのシュートがポストに嫌われて左サイドに流れた後、アルテタがクロスを入れる。これにサニャが頭で合わせて、1点差とした。勢いに乗るアーセナルは、エースの個人技で43分に同点弾。アス=エコトの中途半端なクリアを拾ったファン・ペルシは、ペナルティーアーク付近から、DF2人をものともせず、ゴール左隅に華麗にゴールを決めた。

ハーフタイムを挟んでも、アーセナルの勢いは止まらない。47分のベナユンのシュートは、またしてもフリーデルのファインセーブに阻止されたが、51分に逆転した。中盤右よりの位置でボールを持ったロシツキが右サイドにサニャにボールを預けると、自らはペナルティーエリア内に飛び込んだ。サニャが上げたグラウンダーのクロスにニアでロシツキが合わせて、アーセナルが逆転に成功する。

後半のスタートからファン・デル・ファールトとサンドロを投入したトッテナムだが、アーセナルは一度手にしたリズムを譲らない。

65分には、アーセナルがカウンターで4点目。ファン・ペルシが前線でタメをつくると、ウォルコットが右から自慢のスピードを生かして猛然と駆け上がってきた。ファン・ペルシの最高のお膳立てを受けたウォルコットは、このチャンスを逃さず、しっかりとゴールを決める。するとウォルコットは、続く68分にも右サイドからの縦パスに抜け出して、鮮やかにゴールネットを揺らした。

序盤にもろさが目立った守備も、3点のリードの後は安定し、トッテナムの攻撃を跳ね返し続ける。87分に、パーカーが2枚目のイエローカードで退場となると、アーセナルの勝利が確定。5-2の大差でアーセナルがダービーを制し、3位トッテナムとの勝ち点差は7になった。

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