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2012年3月5日月曜日

イタリア・セリエA第26節、ローマ 1 - 2 ラツィオ

ラツィオ、ダービー連勝で単独3位に









3/4 15:00K.O.(日本時間23:00)
ローマ1 - 2ラツィオ
 0 - 110' エルナネス(PK)
ボリーニ 16'1 - 1 
 1 - 262' マウリ
ローマ
ステーケレンブルフ(7分);タッデイ、フアン(78分ボージャン)、エインセ、ホセ・アンヘル、ファビオ・シンプリシオ、デ・ロッシ、ピャニッチ(58分マルキーニョ)、トッティ、ラメラ(10分ロボンツ)、ボリーニ

ラツィオ
マルケッティ;スカローニ(86分)、ビアーヴァ、アンドレ・ジアス、ガッリード、C・レデスマ、マトゥザレム、A・ゴンサレス、エルナネス(88分ディアキテ)、マウリ(86分アルファロ)、クローゼ


4日に行われたセリエA第26節、ローマ対ラツィオのローマダービーは、2-1でアウェーのラツィオが勝利を収めた。

開始1分でローマがCKを獲得し、5分でラツィオがマツザレムのシュートでGKステケレンブルフを脅かすなど、立ち上がりから両チームが積極的な姿勢を見せる。
すると、10分に早くも試合が動く。エルナネスのスルーパスに反応したクローゼが、ステケレンブルフに倒されてPKを獲得。これをエルナネスが沈め、ラツィオが先制する。さらに、ステケレンブルフの退場で、ラツィオは数的優位のアドバンテージも手にした。

ラメラを犠牲にしてロボントを投入せざるを得なくなったローマだが、10人になりながらもポゼッションから挽回を目指す。すると16分、セットプレーから試合を振り出しに戻した。FKのボールにフアンが合わせると、シュートはクロスバーを叩いたが、こぼれ球にボリーニが反応。ラツィオDFビアーヴァが頭でブロックしたものの、ボールはラインを割っており、ローマの得点が認められた。



これで勢いを取り戻したローマは、数的不利ながらも試合を優勢に進める。それでも、大きなチャンスをつくるには至らず、タイスコアのまま前半終了迎えた。後半に入ると、前半ほどの激しさがなくなるが、ややローマペースで試合が進んでいく。だが、ローマは57分、ピアニッチが負傷してマルキーニョと交代する。

すると、決定的な追加点を奪ったのは、ラツィオだった。62分、FKのボールにマウリが反応。滑り込みながら合わせたシュートがネットを揺らし、再び勝ち越しに成功する。さらに3分後、カウンターからエルナネスがGKと1対1になるが、ここは戻ってきたフアンにカットされ、3点目を奪うには至らない。

ローマは77分、負傷したフアンに代えてボージャンを投入。ラツィオのカウンターに脅かされながらも、同点弾を目指して勝負を仕掛ける。84分には、左サイドからのクロスにトッティが頭で合わせるが、シュートは惜しくもポストの横へとそれた。

ラツィオは86分、スカローニが途中出場のボージャンを倒し、2度目の警告で退場となる。だが、エルナネスを下げてディアキテを投入し、リードを守りに入ったラツィオが、最後までローマの反撃をしのぎ、前回と同じスコアでダービーを制した。ラツィオは消化が1試合少ない2位ユヴェントスに勝ち点3差と迫っている。

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