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2012年3月6日火曜日

名古屋・DF闘莉王がACL初戦・城南一和戦を語る 「向こうは何でも削りにくる。それはサッカーじゃない。」

名古屋グランパスのDF田中マルクス闘莉王(30)が
ACL1次リーグ初戦の韓国・城南戦(7日・瑞穂陸上競技場)へ向けて、
挑発に乗らないことを勝利のカギに挙げた。
城南は反則も辞さないタフなディフェンスを仕掛けてくると予想され、
冷静に自分たちのサッカーを貫くことが大切だと語った。

「目には目を」では相手のペースに引き込まれる。
闘莉王は落ち着いて語った。「試合は審判がコントロールしてくれる。
それに任せればいい。熱さと冷静さ。両方が大事になるんじゃないかな」。
誰よりも闘争心を前面に出す男が、城南戦のラフプレー対策は
“自制心”だと力説した。

城南のスタイルを象徴する試合がある。2月16日、
鹿児島で行われた清水との練習試合で、前半に退場者を出すなど
激しいタックルを連発。あまりのラフプレーの多さに、
後半途中で試合が打ち切られる異例の事態となった
(試合は清水が2-0でリード)。

日韓戦となるとライバル心を燃やしてくるのが韓国チーム。
国際試合で韓国と何度も対戦している闘莉王は
「向こうは何でも削りにくる。でもそれはサッカーじゃない。
バルセロナを見ればわかる。ほとんど反則なんてしない」。
あくまで日本は日本、名古屋は名古屋のスタイルで勝負する。

警戒すべきはラフプレーだけじゃない。2010年にACLを
制した城南は実力も本物。闘莉王は浦和時代の07年、
ACL準決勝での激闘(ホーム&アウェーで4-4。PK戦で勝利)を
今も鮮明に覚えている。「あのときの城南は強烈だった。
アジアで最強だと思ったよ」と振り返る。

城南は強くて激しいが、この壁を乗り越えなければアジア王者は夢のまた夢。
最終ラインからチームを鼓舞する闘莉王が、大事な初戦を勝利に導く。 
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/grampus/news/201203/CK2012030602000013.html

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